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素敵な高座‼
一席おつきあいを願います。
「上下」……じょうげ? ウエシタ?
いえいえ、「かみしも」と読んで下さいませ。
かみしも……お侍さんの「裃」ではなく、舞台の上下。

「ご隠居さぁん、こんちわぁ」と上手(かみて)に話しかけ、
「おぉ!どうしたぃ八っつあん」と下手(しもて)に答えます。
その上下……かみしもです。
外国の舞台、演劇は知りませんが、日本は昔からお客様が舞台に向かって右が上手、左が下手。
これは、古くからの能、狂言、歌舞伎から、現代芝居や吉本新喜劇に至るまで我ら兄弟人間みな同じ。

上手は家の中、えらい人。 下手が外、格下の人。
だから、えらくて年輩のご隠居さんは上手にいるから上手に話しかけます。
八っつあんは外から訪ねてきたから下手にいます。
歌舞伎の花道もそうですな。外から入って来る用の道だから下手に作られてます。
吉本新喜劇でヤクザが「おぅおぅおぅ‼オヤジいてるかぁ!」と下手から現れます。

これは、実生活社会人のマナーとしても同じですね。
偉いさんはお座敷の奥、床の間の前にお座りいただきます。
新入社員は一番手前に座りましょう。
居酒屋、喫茶店でも同じ。上司や先輩には奥の席、壁を背にしてもらったり、ふかふかのソファーに座ってもらったり。ペーペーは通路側、入口寄りに。

そうすると、何故噺家さんが左右に首を降りながら話す理由がわかりましたね。
たまに、えらい人が外から帰って来る場面があります。
そういう時は、「今帰りましたよ、いやぁ留守番ご苦労様、どっこいしょ」などと言ってる間に、上下が入れ替りますよ。面白いですね(^^)
そういう発見をすると、落語がますます楽しくなります。成増。

おあとが宜しいようで。どどん。



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